板室温泉は那珂川上流の山あいにあり、塩沢温泉とも言われていました。
この温泉は、後冷泉天皇の時代、平安の康平2年(1059年)3月に、那須三郎宗重が狩りのために山奥に入り発見した
と伝えられています。
古くからの旅館は、板室本村の人が隠居仕事として営んでいたもので、屋号は本村のものと同じでした。
古くから那須七湯の一つに数えられ、温泉の効能から「下野の薬湯」と呼ばれており、湯治の里として親しまれてまいりました。
現在の温泉街もその雰囲気を残し、年間をとおして全国各地から来訪者があります。
昭和46年には、国民保養温泉地の指定を受け、さらに「ふれあい・やすらぎ温泉地」に選定されました。
豊かな自然景観や環境が保護され、他の温泉にはない素朴な湯治場です。
板温泉療養
療養には1週間以上の滞在が必要でしょう。
ただし4週間以上の長い滞在は、身体が慣れて効果が弱くなります。保養・休養には3?7日でもよいでしょう。
入浴の心得
入浴の回数
療養の場合は初日1〜2回の入浴にとどめ、次第に回数を増やしていき、4?5回を越えないようにします。
途中でめまいやだるさ、食欲がないなど身体の変調があったら、一時回数を減らしましょう。
保養・休養の場合は、初日のみ2回位とし、1日3回を限度としましょう。
入浴の時間
温泉の温度によって異なりますが、始めは3分から10分程度とし、慣れるにしたがって延長しても良いでしょう。
ただし、熱めのお湯では10分以内、ぬるめのお湯は30分位が適当です。
入浴方法
1.水を飲む / 入浴前にコップ1杯の水を飲みましょう。
2.かけ湯(かぶり湯)20回以上 / 血圧上昇や脳貧血予防のため、入浴前には必ず行います。
3.全身浴または部分浴(足湯・腰湯)/ 一般的な全身浴や、腰から下を温め心臓等への負担を軽くする部分湯。
4.休憩 / 一度お湯からあがり、休憩をとります。
5.お好きな入浴方法で楽しむ / リラックスしながらお湯をお楽しみ下さい。
6.入浴後15分以上の休憩 / 必ず入浴後に休憩をとり、コップ1杯の水を飲みましょう。
基礎疾患をもっている方は、温泉療法医に相談して下さい。
その他のご案内
※ 疲れている時や、飲酒後・食事直後の入浴はやめましょう。
※ 真夜中にお一人で入浴するのはおやめ下さい。思わぬ事故となります。
※ 熱いお湯には長時間入らないようにして下さい。